「取引量」とは、おおよそ「接続先口座の時価評価額」に対しての「ロボットの1回あたりのエントリー割合」になります。(厳密には、接続先の仕様により若干異なります。)
ロボットはそれぞれ独自のタイミングでエントリーを行うため、自動売買設定しているロボットの合算値を100%にする必要はありません。全体の合計値が100%に満たなくても正常に動作し、100%を超過しても正常に動作します。
取引量をご自身で設定されていない場合、AIがリスクとリターンのバランスを考慮の上、適切と思われる取引量を算出し、その値で取引を行うような仕組みとなっております。
そのため、ご自身の運用ポリシーとの兼ね合いともなりますが、ご自身で取引量を設定される際は、なるべく低い値で設定されることをおすすめいたします。
また、自動売買ONへ設定中のロボットには各々、1回あたりどれくらいの資金を利用するかという数値が決まっています。
上記の設定の通りに毎回決まった額の資金を利用していくため、画像の例であれば、200回(資産100に対して0.5%を利用すると、0.5%が200回同時にエントリー出来る計算となり)連続のエントリーをした場合に、全資金を利用することになります。
取引量の仕組みとしては、
の場合、以下のように毎回 100(万円) × 20(%) * 2(レバレッジ) = 40万円分のポジションを建て、
仮に5個のポジションを同時保有した際に全資金を利用することになります。
従来、投下資金(エントリー量)は毎回減っていく仕組みでありましたが、ロボットの性能・特徴をより引き出すべく、上記のように投下資金(エントリー量)固定へと変更になります。
この変更により、従来よりもさらにロボットの理論通りの運用をめざせる様になりますが、「十分な資金量」ならびに「長期間の運用期間」がなければ、ロボットの理論通りの運用ができない可能性が高まりますので、その2点に十分ご注意ください。