ロボットに設定されている売買ルールについて

「ロボットとは」はこちら

A)「売買ルール」

ロボットに設定されている売買ルールは以下①~⑤です。

ロボット作成者様が設定を行い、完成したすべてのロボットに対してQUOREAが、

バックテスト、フォワードテストを行って、すべてのユーザー様へ成績を公開します。

①「対象資産、対象銘柄や通貨ペア」

ロボット毎にどの資産(BTC, FX, CFD)を対象に、自動売買による取引を発注するかどうかが決まっています。

BTCの場合、対象暗号資産(仮想通貨)はビットコインに限定されます。

FXの場合、対象通貨ペアはドル円やユーロ円等11種類あり、ロボット毎に通貨ペアが決まっています。

ロボット名の横にある国旗やロボット詳細画面でどの通貨ペアかを確認できます。

CFDの場合、更に対象資産が、日経225、NYダウ、Nasdaq に分かれます。ロボット詳細画面で対象資産を確認できます。

②「買いロボか売りロボか」

買いロボとは、対象資産をどこで買い、どこで売り返すかを判断するロボットで、

買ったタイミングより価格が「上昇」して売れれば利益となるため、

相場上昇時に利益を上げやすいといえます。ロボット名が「黒」で表記されます。

売りロボとは、対象資産をどこで売り、どこで買い戻すかを判断するロボットで、

買ったタイミングより価格が「下落」して買い戻せれば利益となるため、

相場下落時に利益を上げやすいといえます。ロボット名が「赤」で表記されます。

③「どのタイミングで新規注文(エントリー)を行うか」

④「どのタイミングで決済注文(イグジット)を行うか」

それぞれ、投資対象や指標を常時チェックし、どのような条件であれば、

新規・決済の発注を行うかという条件が設定されています。

QUOREAでは約60を超える「パーツ」と呼ばれる条件式があり、

各パーツにあるそれぞれのパラメータと呼ばれる数値や、

各パーツを「AND」条件や「OR」条件などで組み合わせることで、

この新規注文や決済注文のタイミングを調整します。

⑤ロボット名や作成者のコメント

作成者自身が命名しており、またコメントも作成者が作られたものです。

B)「QUOREAが行うこと、ロボットが行う事」

「QUOREAが行うこと」

(1)価格更新を行います。

価格のデータや各指標のデータを10分ないしは、1日に一度更新を行います。

(2)作成されたロボットのバックテスト・フォワードテスト

「ロボットが行うこと」

(1)新規投資判断

そのデータを、ロボットの設定されたルールに基づき様々な計算を行い、

その設定された新規注文発注の条件に合致した場合は、市場へ新規注文を行います。

(2)市場に新規注文の発注

注文方法もロボットに設定された「成行注文」か「指値注文」いずれかの注文が行われます。

「成行注文」はその時点での価格で注文する方法で、基本的には常に注文が成立・確定(約定)しますが、

相場次第で約定価格が変動する可能性があります。

「指値注文」は、価格を指定して注文する方法で、注文が成立・確定(約定)した場合には

その値段(もしくはそれより有利な価格)で対象資産を保有することとなりますが、相場次第では成立しない場合があります。

また、「指値注文」が有効な時間もロボットによって決められており(10分ないしは1日)、

その時間内に成立・確定(約定)しなければ自動でキャンセルされます。

(3)(注文が成立し、対象資産を保有中の場合の)決済注文判断

新規注文同様、ロボットの設定されたルールに基づき様々な計算を行い、

その設定された決済注文発注の条件に合致した場合は、市場へ決済注文を行います。

(4)市場に決済注文の発注

こちらも同様「成行注文」か「指値注文」いずれかの注文が行われます。


「成行注文」の場合は、(2)の通り基本的には即時に成立・確定(約定)しますが、

「指値注文」は成立・確定(約定)するかは相場次第なため、時間がかかるケースもあります。
しかし、決済注文の場合は、新規注文とは異なり、「指値注文」のキャンセルは行わず、成立・確定(約定)するまで注文を有効にし続けます。

上記(1)~(4)が基本的な取引の流れですが、

ロボットによっては、決済を行う前に新たな新規注文を行い、

対象資産を複数に分けて買付を行うロボットもございます。

「QUOREAのはじめかた」についてはこちら

自動売買