ポートフォリオ運用評価では、ロボットを選定した際に、
・お客様の運用方針に沿ったロボットなのか
・ロボットの性能を引き出すために十分な運用資金なのか、
をご確認いただけます。
誰でも、そのロボットの性能・特徴を十分に引き出せるようにするために、
お客様の利益向上のために「組み合わせ」や「運用資金」の最適化を支援する重要機能になります。
「複数のロボットの組み合わせを追及したい!」「複数のロボットを運用する上でロボットの性能を引き出せる、最適な運用資金額となっているか確認したい!」など利益の向上を目指している方はぜひご活用ください。
①ポートフォリオシャープレシオ(SR)
QUOREAでは、お客さまが現在お使いのロボットのポートフォリオにおいて、各ロボットの取引のタイミングを加味し、同時に利用した際のシミュレーションに基づくシャープレシオを、「ポートフォリオシャープレシオ(SR)」と呼び、1日1回計算を行って運用ページに掲載します。(22:00前後更新)
②想定リターン(年)
資産運用で得られる想定収益のことを指します。例えば、リターンが5%であれば、100万円を運用した際に5万円の利益が見込めることを意味しますので、運用資金に対してどのくらいのリターンがあるか測ることができる指標となります。
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③想定リスク(年)
ご利用中のロボット群で1年間運用を行った際、想定リターン(年)からどれくらい収益がぶれるかを示した指標です。
④必要資金額
ロボット詳細画面内(ロボット名をクリックした際の画面)で、選択されている接続先の金融機関における最低投資金と、利用ロボットの最大保有ポジション数をかけあわせたもので、ロボットが最低限度の取引を行える必要な最低限度の金額です。
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⑤資金充足率
運用中の資金が、必要資金額の何%を満たしているかという指標です。自動売買ONのロボット全ての性能を最大限発揮するため、100%以上を維持することをおすすめしております。
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<1.自動売買ONしている全てのロボットが、ご自身の資産運用方針に合っているかを確認する>
ポートフォリオシャープレシオ(想定リターン ÷ 想定リスク)が、
ご自身の資産運用方針に合っているかご確認ください。
高い想定リターンを狙えば想定リスクが上昇する傾向にありますが、安定的に資産を増やすためには、
想定リターンに対して、なるべく低い想定リスクでの運用をしていただくのが望ましいと考えられます。
ポートフォリオシャープレシオが高い(1を越えている)としても、想定リスクが高い場合、
ロボットの見直しもご検討いただければ幸いです。
(ポートフォリオシャープレシオが1を下回る場合、ロボットの見直しをお願いいたします。)
<2.自動売買ONしている全てのロボットが、その性能・特徴を十分に発揮に出来るかを確認する>
運用する資金は「必要資金額」以上でお願いいたします。
運用する資金が「必要資金額」未満ですと、自動売買ONにしているロボットが本来行いたい取引ができないことにより、その性能・特徴を十分発揮できない可能性が高まりますので必ずご確認ください。
運用する資金が「必要資金額」を下回っている場合
・接続先口座への入金し、運用額を増やす
・自動売買ONにしているロボットを変更する
・自動売買ONロボット数を減らす
・自身の運用可能資金に相応しいロボットを改めて探す
等のご対応を必ずお願いいたします。
加えて、お客様の運用方針に合った
「自動売買ONロボットの組み合わせ」「利用ロボットの性能を十分に発揮する必要資金額」は、
「十分なご利用期間」でないと表示されている想定リターンを目指すことは難しくなります。
どんなに利益のでる可能性の高いロボットの組み合わせ、資金額であっても、短期的には損失を
出してしまうことは十分考えられ、損失を出したからといって利用をやめてしまうケースもありますが、
その後、やめた途端にロボットのシミュレーションデータでは利益が出続けていた(長く続けていれば、
理論上損失を取り返し、利益が出ていた)といった形になることも往々にしてあります。
これは、長く利用し続けることで可能性の高い(利益が出る)方へ収束したというケースなのですが、
その意味で、「ロボットの組み合わせ」「十分な資金」だけでなく、
「十分な(長期の)利用期間」というのも、安定的な利益を狙うためには欠かすことのできない要素となります。
是非、ご利用期間についてもご検討いただければ幸いです。